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2018/01/11
電解水透析5年間観察調査結果の論文掲載のお知らせ

電解水透析5年間の前向き観察調査の最終解析結果がScientific reports誌に掲載されました。

論文タイトル:Novel hemodialysis (HD) treatment employing molecular hydrogen (H2)-enriched dialysis solution improves prognosis of chronic dialysis patients: A prospective observational study.
(タイトル訳:分子状水素(H2)溶存血液透析液を使った新しい血液透析療法は、慢性血液透析患者の予後を改善する:前向き観察研究)
掲載誌:Scientific Reports 8, Article number: 254 (2018)

▼オープンアクセス論文のため下記よりご覧いただけます(英語サイト)
http://www.nature.com/articles/s41598-017-18537-x

内容は、7施設の透析患者309名(161名が電解水透析、148名が通常透析)を対象とし、5年間連続して治療と並行して前向き観察調査を行い、患者の身体所見および各種臨床検査、服薬歴、患者の自覚症状に関するアンケートなどのデータを集め、比較解析したものです。
結果は、電解水透析治療を行うことで、死亡および心脳血管病(うっ血性心不全、虚血性心疾患、脳卒中、虚血による下肢切断等)の発症リスクが、通常透析と比べ41%抑制されたことを確認しました。昨年9月に米国科学誌PLOS ONEで論文発表した中間報告(*)では、重度な透析疲労やかゆみ症状の抑制が、そしてこの度の論文では、透析後の高血圧の改善、必要な1日当たりの降圧薬の投与量の減量、死亡率・重篤な合併症の抑制が示唆されました。今後ますます電解水透析の透析患者の積極的な社会復帰、そして医療費抑制への貢献が期待されます。
*米国科学誌 PLOS ONE 12(9): e0184535 (2017)

尚、この論文発表は、東北大学ならびに日本トリムよりプレスリリースされております。
東北大学:https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2018/01/press20180109-02.html
日本トリム:http://www.nihon-trim.co.jp/dl/news/180111newsrelease.pdf
 
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